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マーケット情報

2020-07-27

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27日、まちまち。海外市場の下落を受け大幅安となるも下げ幅を縮めて終了

27日、米中の緊張の高まりや米主要企業の業績発表を受け、連休中に海外株が下落して終えていたことが嫌気され、東京市場も大幅安で取引が始まった。日経平均は22,500円を割り込んで始まり、22,429円をつけるなど一時322円安となる場面があったが、直ぐに切り返す展開となった。取引時間中に為替市場で円高が進み105円40銭台までドルが下落したものの、他のアジア市場で台湾加権指数が上昇していたことや、時間外の米先物取引でダウやナスダックが反発していたことが支えとなって下げ幅を縮め、日経平均は小幅安、TOPIXは小幅高で取引を終えた。そうしたなか業種別では、電気・ガス、保険、水産・農林、倉庫・運輸、銀行など22業種が値上り。一方値下がりは、海運、精密機器、証券、商品、電気機器、ガラス・土石など11業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、GMOフィナンシャルゲートの上昇が目立ったほか、日本電産、JR東日本、みずほFG、KDDIなどが高かった反面、Aiming(マザーズ)の下落が目立ち、レーザーテック、東京エレクトロン、オリックス、富士通などが安かった。日経平均株価の終値は22,715円85銭、-35円76銭、TOPIXの終値は1,576.69ポイント、+3.73ポイント。売買高は概算で11億60百万株、売買代金2兆1,066億円。 
(インベストラスト会員向けコメントあり)」