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マーケット情報

2020-07-15

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15日、大幅反発。米主要3指数がそろって上昇して終えたことを好感

15日、新型コロナウイルスのワクチン開発への期待から米主要3指数がそろって反発して終えていたことが好感され、東京市場も反発して取引が始まった。日経平均は22,800円台に乗せて始まったあとに水準を切り上げて午前の取引を終えたが、昼休み中に日銀金融政策決定会合の結果が現状維持と伝わると、売り物に押されて午後の取引が始まった。ただ午前の安値近辺となる22,800円に接近したところでは売り込む動きは見られず、切り返すと同時に取引終了にかけてもち直し、今日の高値圏で終えた。そうしたなか業種別では33業種すべてが値上り。上昇率が高かったのは、鉱業、鉄鋼、機械、不動産、卸売り、ゴムなど、一方上昇率が低かったのは、保険、銀行、証券、商品、紙・パルプ、精密機器、情報・通信、その他金融などとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日産自動車、SMCの上昇が目立ち、ファナック、リクルートHD、ホンダなどが高かった反面、リボミック(マザーズ)の下落が目立ち、レーザーテック、日経ダブルインバース、アドバンテストの4銘柄が安かった。日経平均株価の終値は22,945円50銭、+358円49銭、TOPIXの終値は1,589.51ポイント、+24.36ポイント。売買高は概算で12億45百万株、売買代金2兆2,092億円。 
(インベストラスト会員向けコメントあり)