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2020-06-25

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25日、続落。米国の感染拡大が嫌気されるも下げ渋って終了

25日、米国で新型コロナウイルスの感染者数が再び増加していることを嫌気して、NYダウなど主要3指数が揃って大幅安となったことを受け、東京市場は売り先行で取引が始まった。日経平均は22,300円を割り込んで始まり、その後は為替市場でドル円が107円台を回復するなど円安に振れていたことが買い戻しにつながると、22,423円まで下げ幅を縮めた。ただ、買い戻しが一巡すると再び売り圧力が強まり、22,165円をつけるなど一時369円安となる場面があった。一方午後に入ると、日銀によるETF買いへの期待から売り込む動きは見られず、結局下げ渋って終える結果となった。そうしたなか業種別では、精密機器のみが値上り。値下がりは、空運、不動産、非鉄金属、鉄鋼、海運、輸送用機器など32業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、そーせいグループ(マザーズ)、ロコガイド(同)、オリンパスの値上がりが目立ったほか、日本電気、HOYAなどが高かった。一方値下がりは、日本航空、リクルートHD、オリエンタルランド、三井住友FGなどとなっている。日経平均株価の終値は22,259円79銭、-274円53銭、TOPIXの終値は1,561.85ポイント、-18.65ポイント。売買高は概算で13億05百万株、売買代金2兆2,608億円。 
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