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マーケット情報

2020-06-23

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23日、反発。乱高下したあともち直すも伸び悩んで終了

23日、海外市場の上昇を好感し、東京市場は買い先行で始まった。日経平均は22,600円台を回復して始まり、しばらく22,600円台で推移していたが、ナバロ米大統領補佐官がFOXニュースのインタビューで、米中の通商合意は「終わった」と発言したと伝わり、一気に売りが膨らむ格好となった。日経平均は先物主導で上げ幅を縮めると、しばらくしてマイナスに沈み180円安となったが、通商合意は続いていると直ぐに訂正したことから買い戻しが入って持ち直すと、午後には午前の高値を上回った。ただ取引終了間際に、株価が乱高下したことによるポジション調整と見られる売り物に押され、伸び悩んで終えた。そうしたなか業種別では、輸送用機器、その他金融、倉庫・運輸、ゴム、繊維、電気機器、陸運など25業種が値上りした反面、その他製品、紙・パルプ、鉱業、空運、小売、医薬品など8業種が値下がりとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、KEYHOLDER(ジャスダック)が+21.71%と上昇が目立ち、オリエンタルランド、富士通、アステラス製薬、ZHDなども高かった。一方値下がりは、オンコリスバイオファーマ(マザーズ)が-10.00%テラ(ジャスダック)が9.12%と下落が目立ち、大東建託、任天堂なども安かった。日経平均株価の終値は22,549円05銭、+111円78銭、TOPIXの終値は1,587.14ポイント、+8.06ポイント。売買高は概算で11億92百万株、売買代金2兆2,716億円。 
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