マーケットコメント


マーケット情報

2020-06-22

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22日、小幅安、方向が定まらず、日経平均は反落、TOPIXは4日続落で取引終了

22日、NY市場でダウやドルが下落して終えていたことが嫌気され、東京市場は売り先行で始まった。日経平均は22,300円台で始まり、22,311円をつけるなど一時166円安となる場面があったが、売り一巡後は下げ幅を縮める展開となった。また他のアジア市場が上げ幅を広げたことや、朝方の円高が一服したことなどが支援材料になると、日経平均はプラスに浮上して午前の取引を終えた。午後に入って上げ幅を広げ22,575円をつけて始まり96円高となったが、感染第2波への警戒で薄商いとなるなか利益確定売りに押され、結局小幅安で終えた。そうしたなか業種別では、医薬品、繊維、情報・通信、サービス、鉄鋼など9業種が値上り。一方値下がりは、陸運、空運、その他製品、建設、電気・ガス、鉱業など24業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、オンコリスバイオファーマ(マザーズ)、塩野義製薬の上昇が目立ったほか、東芝(東証2部)、中外製薬などが高かった。一方値下がりは、ツインバード工業(東証2部)の下落が目立ち、JR東海、三菱商事、JR東日本などが安かった。日経平均株価の終値は22,437円27銭、-41円52銭、TOPIXの終値は1,579.09ポイント、-3.71ポイント。売買高は概算で9億36百万株、売買代金1兆6,539億円。 
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