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マーケット情報

2020-06-10

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10日、まちまち。日経平均は小幅反発、TOPIXは小幅続落で終了

10日、NY市場でダウ、S&P500が反落、ナスダック総合が最高値を更新して終えるなど方向感が乏しかったが、東京市場も同様の値動きとなった。取引開始時から売り先行となり、日経平均は22,900円をつけるなど190円安となったが、その後は切り返す展開となった。また、香港ハンセン指数など他のアジア市場がプラスで推移していたこともあって買い戻しが入ると、日経平均、TOPIXともに一時プラスに浮上するなど強含んだ。一方午後に入ると、FOMCを控え様子見ムードが広がり、薄商いのなか日経平均は反発したもののTOPIXは値を保つことができずマイナスに沈んで終えた。そうしたなか業種別では、サービス、化学、精密機器など7業種が値上り。一方値下がりは、鉱業、不動産、鉄鋼、建設など26業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、タカラバイオが+17.45%と上昇が目立ったほか、アンジェス(マザーズ)、レーザーテック、中外製薬などが高かった反面、オンコセラピー・サイエンス(マザーズ)が-9.90%と下落が目立ち、プレシジョン・システム・サイエンス(同)、第一三共、三菱UFJFGなども安かった。日経平均株価の終値は23,124円95銭、+33円92銭、TOPIXの終値は1,624.71ポイント、-3.72ポイント。売買高は概算で12億57百万株、売買代金2兆2,934億円。 
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