マーケットコメント


マーケット情報

2020-06-09

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9日、7営業日ぶりの反落。一時200円超の下落幅となるも下げ渋って終了

9日、海外市場は上昇して終えていたものの、前日までの上昇に対する過熱感や、週末にメジャーSQを控え、利益確定売りが目立つ格好となった。取引開始時は小幅安で始まり、一瞬プラスに浮上する場面があったが、その後は利益確定と見られる売り物におされてマイナスに沈み、下げ幅を広げる展開となった。ドル円が円高にふれ、108円台半ばから107円台後半までドルが下落したことも輸出関連株を中心に売り物が増える要因となり、日経平均は22,933円をつけるなど一時244円安となる場面があった。一方午後入ると売り込む動きは見られず、他のアジア市場がプラスで推移していたこともあって買い戻しが入り下げ渋って終え、日経平均は23,000円台を維持した。そうしたなか業種別では、電気・ガス、保険、食料品、建設など9業種が値上り。一方値下がりは、鉄鋼、海運、非鉄金属、ガラス・土石、証券、商品などとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、武田薬品、東京海上HD、資生堂、ファーストリテイリングなどが高かった反面、原油ブルETNの下落が目立ち、日産自動車、アドバンテスト、レーザーテックなどが安かった。日経平均株価の終値は23,091円03銭、-87円07銭、TOPIXの終値は1,628.43ポイント、-2.29ポイント。売買高は概算で15億21百万株、売買代金2兆5,070億円。 
(インベストラスト会員向けコメントあり)