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マーケット情報

2020-06-08

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8日、6日続伸、米雇用統計の改善と同主要株価指数の大幅高を好感して高値引け

8日、前週末に発表された米雇用統計の非農業者部門の雇用者数で、800万人減と予想されていたものが250.9万人増と、大幅なプラスとなったことなどを受け、ダウなど主要株価指数が2~3%台の上昇率となっていたことが好感され、東京市場も大幅高で始まった。日経平均は約3カ月ぶりの水準となる23,000円台に乗せて始まったあと、一旦利益確定と見られる売り物に押されて上げ幅を縮め23,028円まで上げ幅を縮める場面があったが、売りが一巡すると、午後に入ってからも午前の高値圏で推移するなど強含み、結局今日の高値で取引を終える結果となった。そうしたなか業種別では、鉱業、鉄鋼、銀行、保険、その他金融、石油・石炭など30業種が高かった反面、精密機器、その他製品、医薬品の3業種のみが安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日経レバレッジETFがトップで+2.54%となったほか、テラ(ジャスダック)の上昇が目立ち、アルプスアルパイン、日産自動車などが高かった反面、値下がりは、中外製薬、日経ダブルインバース、キーエンス、任天堂、ダイキン工業などとなっている。日経平均株価の終値は23,178円10銭、+314円37銭、TOPIXの終値は1,630.72ポイント、+18.24ポイント。売買高は概算で17億03百万株、売買代金2兆8,712億円。 
(インベストラスト会員向けコメントあり)