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マーケット情報

2020-06-05

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5日、5日続伸、円安と他のアジア市場が堅調でTOPIXは高値引け

5日、NY市場で主要株価指数がまちまちで終えていたことや、前日までの上昇ピッチの速さに対する警戒もあって東京市場は売り先行で始まった。日経平均は小幅安で始まったあと、午前中はマイナス圏でのもみ合いが続き、22,563円をつけるなど一時132円安となる場面があった。一方午後に入ると、香港ハンセン指数が上げ幅を広げたことや、上海総合指数もマイナスからプラスに転じるなど強含んだことが買い安心感につながり日経平均もプラスに浮上すると、ドル円が109円38銭まで上昇して円安が進んだことも先物主導の買いにつながり、日経平均は今日のほぼ高値、TOPIXは高値引けとなった。そうしたなか業種別では、空運、鉄鋼、海運、保険、銀行、不動産、証券、商品など25業種が値上り。一方値下がりは、精密機器、紙・パルプ、食料品など8業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、テラ(ジャスダック)が+24.39%、サイバーセキュリティ(マザーズ)も+10.32%と上昇が目立ったほか、日本航空、ANAHDなども高かった。一方値下がりは、アンジェス(マザーズ)、キーエンス、HOYA、日経ダブルインバース、リクルートHDなどとなっている。日経平均株価の終値は22,863円73銭、+167円99銭、TOPIXの終値は1,612.48ポイント、+8.66ポイント。売買高は概算で13億92百万株、売買代金2兆4,542億円。 
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