マーケットコメント


マーケット情報

2020-06-04

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4日、4日続伸、高く始まるも売り物に押され、伸び悩んで終了

4日、NY市場でダウなど主要株価指数が続伸して終えていたことから、東京市場も買い先行となり、日経平均は22,800円台で始まったあと22,907円をつけるなど一時294円高となる場面があった。ただ高かったのは取引開始時のみで、これまでの上昇ピッチの速さに対する警戒もあって徐々に売り物に押され、上げ幅を縮める展開となった。また午後に入ってからは、111円安となるなどマイナスに沈んで取引が始まり、しばらくしてプラスに持ち直したが、他のアジア市場が軟調な値動きとなっていたことから、戻し切れずに終えた。そうしたなか業種別では、紙・パルプ、食料品、精密機器、保険、その他製品など19業種が値上り。一方値下がりは、鉱業、空運、石油・石炭、鉄鋼、繊維、海運など14業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、サイバーセキュリティ(マザーズ)、FRONTEO(同)がそれぞれ+18%超の値上がりと上昇が目立ったほか、HOYA、村田製作所、NTT、KDDIなどが高かった。一方値下がりは、武田薬品、日産自動車、アンジェス(マザーズ)、オリエンタルランドなどとなっている。日経平均株価の終値は22,695円74銭、+81円98銭、TOPIXの終値は1,603.82ポイント、+4.74ポイント。売買高は概算で15億16百万株、売買代金2兆6,913億円。 
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