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マーケット情報

2020-05-28

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28日、4日続伸、一時上げ幅を縮めるも持ち直して21,900円台で終了

28日、今日の東京市場は大幅高で4日続伸となった。NYダウが500ドルを超す連日の大幅高で終えていたことや、世界経済の活動再開への期待が継続し、東京市場は買い先行で始まった。日経平均は21,600円台に乗せて始まると、商いを伴ってじわじわと上げ幅を広げ、午前の取引終了前には21,902円をつけるなど一時483円高となる場面があった。一方、中国の全国人民代表大会で、香港の統制を強化する「香港国家安全法案」が採択されることから、昼休み中にハンセン指数や上海総合指数がマイナスに沈んで下げ幅を広げると、東京市場も上げ幅を縮めて午後の取引が始まり、21,600円を割り込んだ。ただ、上げ幅を縮めたところでは買いが入って持ち直し、午前の高値を上回って21,900円台で終えた。そうしたなか業種別では、鉄鋼、銀行、輸送用機器、ゴム、サービス、電気機器、保険、証券、商品など30業種が値上り。一方値下がりは、石油・石炭、鉱業、海運の3業種のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日産自動車、リクルートHDの上昇が目立ち、日本電産、日経レバレッジETF、キーエンス、日経平均ブル2倍などが高かった反面、レーザーテック、日経ダブルインバース、アンジェス(マザーズ)などが安かった。日経平均株価の終値は21,916円31銭、+497円08銭、TOPIXの終値は1,577.34ポイント、+27.87ポイント。売買高は概算で20億87百万株、売買代金3兆3,816億円。
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