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2020-05-13

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13日、経済活動再開による感染第2波への警戒が強まる米国株に連動して続落

13日、米国立アレルギー・感染症研究所のファウチ所長が、経済活動の性急な再開は感染第2波を招くリスクがあると警告したことが嫌気され、NYダウなど米主要株価指数が反落して終えていたことが嫌気され、東京市場も売り先行で始まった。日経平均は売り先行で始まり、20,056円をつけるなど一時310円安となる場面があったが、直ぐに下げ幅を縮める展開となった。また他のアジア市場が下げ渋ったり、上海総合がプラスに転じたりしたこともあって36円安まで持ち直したが値を保つことができず、20,300円台を割り込んで終えた。そうしたなか業種別では、精密機器、医薬品、ゴム、銀行など12業種が値上り。一方値下がりは、保険、鉄鋼、紙・パルプ、空運、輸送用機器など21業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、サイバーセキュリティが+21.98%と上昇が目立ったほか、塩野義製薬、日本電気、テルモ、第一三共などが高かった反面、資生堂、東京海上HD、ファーストリテイリング、トヨタ自動車などが安かった。日経平均株価の終値は20,267円05銭、-99円43銭、TOPIXの終値は1,474.69ポイント、-2.03ポイント。売買高は概算で13億19百万株、売買代金2兆3,290億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)