マーケットコメント


マーケット情報

2020-05-12

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12日、経済活動再開と感染第2波への警戒で強弱が対立し小幅安で終了

12日、東京市場は前日の上昇の流れが続き小幅高で取引が始まった。日経平均は20,400円台を回復して始まったが、経済活動再開に向けた期待と感染第2波への警戒で強弱が対立し、直ぐに売り物に押される展開となった。また、一瞬20,300円を割り込む場面があったが売り込む動きは見られず、午後には持ち直して20,457円をつけるなど一時66円高となる場面があったが、値を保つことができず結局小幅安で終えた。そうしたなか業種別では、電気・ガス、その他製品、医薬品、情報・通信、食料品など12業種が値上り。一方値下がりは、海運、ゴム、空運、不動産、輸送用機器、紙・パルプなど20業種で、変わらずが保険のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、プレシジョン・システム・サイエンス(マザーズ)、アイフルの上昇が目立ったほか、SUMCO、任天堂などが高かった反面、テラ(ジャスダック)、アンジェス(マザーズ)の下落が目立ち、ホンダ、塩野義製薬、三井住友FGなどが安かった。日経平均株価の終値は20,366円48銭、-24円18銭、TOPIXの終値は1,476.72ポイント、-3.90ポイント。売買高は概算で12億41百万株、売買代金2兆0871億円。
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