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2020-05-11

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11日、両指数ともに終値で一目均衡表の抵抗帯の上限を上回って終了

11日、日経平均、TOPIXともに前週末のNYダウなど米主要株価数の上昇を好感し、窓をあけて買い先行で始まった。日経平均は一目均衡表の抵抗帯の上限と同水準となる今年1月の高値から同3月の安値までの値幅の半値戻し水準を上回って始まると、そのまま上げ幅を広げる展開となった。また、4月30日の戻り高値も上回ると、ボリンジャーバンドの上向きに変化した+2σに接近する場面があったが、届かずに押し返され、そのまま伸び悩んで上ヒゲ陽線を形成して終えた。一方TOPIXは抵抗帯の上限に接近して始まり、上げ幅を広げる場面では抵抗帯の上限を上回り、日経平均と同様に伸び悩んだものの抵抗帯の上限と半値戻しの水準を終値で上回ったまま終えている。今日発生した上ヒゲが気になるところだが、抵抗帯の上限を上回ったまま維持できるか注目される。
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