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マーケット情報

2020-05-08

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8日、米中の電話協議を好感し、日経平均は2万円台を回復して終了

8日、欧米主要各国が経済再開への動きを見せるなか、取引開始前に米中の貿易関係者が電話で会談すると伝わったことが好感され、東京市場は買い先行で始まった。また今日がオプションSQの算出日だったこともあって、節目となる2万円に接近して始まると、先物主導で上げ幅を広げる展開となった。午前の取引終了にかけて伸び悩んだが、午後に入って買いが優勢になると、NYダウなど米国株の上昇期待からさらに買いが強まり、日経平均は504円高になると同時に2万円台を回復して終えた。そうしたなか業種別では、鉄鋼、非鉄金属、海運、陸運、卸売り、その他金融、不動産など32業種が値上り。一方値下がりは、その他製品のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、三井物産、三菱商事、日経レバレッジETF、伊藤忠などが高かった反面、アンジェス(マザーズ)が売買代金がトップで-24.72%と下落が目立ったほか、日経ダブルインバース、任天堂、エムスリーなどが安かった。日経平均株価の終値は20,179円09銭、+504円32銭、TOPIXの終値は1,458.28ポイント、+31.55ポイント。売買高は概算で13億72百万株、売買代金2兆3,913億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)