マーケットコメント


マーケット情報

2020-05-07

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7日、売り先行で始まるも方向感のない値動きとなり指数はまちまちで終了

7日、5連休明けの東京市場だったが、ADP雇用報告など大幅に悪化した経済指標の結果を受け、NYダウなど米主要株価指数がさえない値動きとなっていたことや、円高が進み、早朝に106円を割り込んだことなどが嫌気され、東京市場は売り先行で始まった。取引開始直後に日経平均は19,448円をつけるなど一時170円安となる場面があったが、売り込む動きは見られず、徐々に下げ幅を縮める展開となった。また、為替市場でドル円が値を戻し106円台前半をつけたことから買い戻す動きがみられ、午後には19,720円をつけ101円高となったが、買いが続かず結局小幅高で終える結果となった。そうしたなか業種別では、その他製品、金属製品、電気機器、建設など12業種が値上り。一方値下がりは、空運、保険、陸運、鉄鋼、非鉄金属、石油・石炭、その他金融など21業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、アンジェス(マザーズ)が+24.65%と上昇が目立ったほか、タカラバイオ、エムスリー、レーザーテックなども高かった反面、東京海上HD、武田薬品、NTTドコモ、オリエンタルランドなどが安かった。日経平均株価の終値は19,674円77銭、+55円42銭、TOPIXの終値は1,426.73ポイント、-4.53ポイント。売買高は概算で13億51百万株、売買代金2兆2,877億円。
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