itrust アイトラストテクニカル分析講座2010

30日、新型コロナウイルスの治療薬への期待で海外株が上昇したことが好感され、日経平均、TOPIXともに窓をあけて大幅高となり、水準を切り上げる展開となった。また、一目均衡表の抵抗帯の上限や、昨年1月高値から今年3月の安値までの値幅の半値戻し水準を上回る場面があった。さらに午後に入っても午前の高値を上回るなど、買いが再び優勢となる場面があったが、取引終了にかけて売り物におされ、半値戻し水準と抵抗帯の上限に押し返されて終えた。日経平均は上ヒゲ陽線、TOPIXは上ヒゲ陰線を形成して終えており、明日以降、半値戻し水準を終値で上回ることができないようだと注意が必要になりそう。
（インベストラスト会員向けコメントあり）