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マーケット情報

2020-04-27

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27日、ダウの上昇や経済活動再開への期待で取引終了にかけて上げ幅を拡大して終了

27日、前週末のNYダウ上昇や日銀の金融政策の変更に対する期待から、東京市場は反発して始まった。日経平均は19,400円台に乗せて始まると、その後は日銀金融政策決定会合への期待で買いが継続する格好となった。また昼休み中に国債の買入額の上限を撤廃することなどが伝わると、225先物に一旦利益確定売りが出たり、円が買われたりしたものの、午後の取引が始まると、薄商いの中先物主導で再び買いが優勢となって上げ幅を広げ、日経平均は19,819円をつけるなど一時557円高となり、そのまま今日の高値圏で終えた。そうしたなか業種別では、海運、鉄鋼、非鉄金属、空運、電気機器、不動産、ガラス・土石、保険など32業種が値上り。値下がりは電気・ガスのみだった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ファナック11.95%、サイバーセキュリティ(マザーズ)が+11.38%と、上昇が目立ち、アドバンテスト、リクルートHD、アンジェス(マザーズ)なども高かった反面、日経ダブルインバース、中外製薬、デンソー、第一三共などが安かった。日経平均株価の終値は19,783円22銭、+521円22銭、TOPIXの終値は1,447.25ポイント、+25.96ポイント。売買高は概算で12億47百万株、売買代金2兆0113億円。
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