マーケットコメント


マーケット情報

2020-04-21

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21日、午後に下げ幅を拡大し19,100円台をつけるなど一時500円に迫る下げ幅

21日、原油先物価格の下落を受け、NYダウなど米主要株価指数が大幅安で終えていたことが嫌気され、東京市場も売り先行で始まった。日経平均は19,500円を割り込んで始まると、強弱が対立していたが、11時過ぎに北朝鮮の金委員長が重体との報道が伝わると、地政学リスクの高まりへの警戒から売りが優勢となった。また午後の取引が始まるとさらに下げ幅を広げて19,193円をつけるなど一時475円安となる場面があったが、取引終了にかけて買い戻しが入り下げ渋って終えた。そうしたなか業種別では、水産・農林、証券、商品、陸運、食料品、石油・石炭の5業種が値上り。一方値下がりは、サービス、鉄鋼、金属、精密機器、繊維、電気機器、紙・パルプなど28業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、タカラバイオ、アンジェス(マザーズ)の上昇が目立ち、日経ダブルインバース、ALBERT(マザーズ)などが高かった反面、リクルートHD、日経レバレッジETF、ソフトバンクGなどが安かった。日経平均株価の終値は19,280円78銭、-388円34銭、TOPIXの終値は1,415.89ポイント、-16.52ポイント。売買高は概算で12億80百万株、売買代金2兆1,474億円。
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