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マーケット情報

2020-04-20

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20日、薄商いのなか、前週末の大幅高の反動で利益確定に押されて終了

20日、前週末の大幅高の反動から、東京市場は売り先行で始まった。日経平均は207円安で始まったあと、買い戻しが入って19,784円をつけるなど一時112円安まで持ち直したが、薄商いのなか買いが続かず売り直された。また午前10時半過ぎに中国人民銀行がLPRの引き下げを発表したものの上海総合指数の押し上げにつながらず、東京市場への影響はほとんど見られず、今日の安値圏で終える結果となった。そうしたなか業種別では、証券、商品、銀行、その他金融、鉄鋼など8業種が高かった反面、精密機器、保険、その他製品、建設、鉱業など25業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、WTI原油ETF、NOMURA原油ETFがそれぞれ10%超の下落率で目立ったほか、中外製薬、第一三共、東京海上HDなどが安かった反面、レーザーテック、日経ダブルインバース、武田薬品、三菱UFJFGなどが高かった。日経平均株価の終値は19,669円12銭、-228円14銭、TOPIXの終値は1,432.41ポイント、-10.13ポイント。売買高は概算で10億65百万株、売買代金1兆9,656億円。
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