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2020-04-17

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17日、米の経済再開方針を受け楽観ムードが広がり大幅高となるもTOPIXは伸び悩み

17日、トランプ大統領が新型コロナウイルスの感染収束後の経済活動の再開に向けたガイドラインを発表したことが好感され、時間外取引でNYダウの先物が大幅高となったことが東京市場の押し上げ要因となった。現物より15分早く始まった225先物が19,600円で始まると、日経平均も買い先行となり19,575円で始まった。その後も水準を切り上げ、19,900円台に乗せる場面があった。一方午後に入ってからは伸び悩む場面があったが、取引終了にかけてもち直し、19,922円をつけ631円高となったあと伸び悩んだものの今日の高値圏で終えた。そうしたなか業種別では、海運、輸送用機器、非鉄金属、鉄鋼、サービス、精密機器など27業種が値上り。一方値下がりは、陸運、水産・農林、紙・パルプなど6業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ホンダが+8.31%と上昇が目立ったほか、ソフトバンクG、アドバンテスト、ファーストリテイリングなどが6%超の上昇率で高かった反面、日経ダブルインバース、日経平均ベア2倍、NTT、富士フイルムなどが安かった。日経平均株価の終値は19,897円26銭、+607円06銭、TOPIXの終値は1,442.54ポイント、+20.30ポイント。売買高は概算で14億09百万株、売買代金2兆6,104億円。
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