マーケットコメント


マーケット情報

2020-04-16

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16日、売り先行で始まり一時下げ幅を広げるも下げ渋って終了

16日、低調なアメリカの経済指標や企業業績の結果を受け、NYダウなど主要株価指数が反落して終えていたことや、前日の上値の重たさなどが嫌気され、東京市場は売り先行で取引が始まった。日経平均は19,300円台で始まったあと下げ幅を広げ、19,154円をつけるなど一時395円安となる場面があったが、売り一巡後は日銀によるETF買いへの期待もあって下げ渋る展開となった。ただ午後に入ってからは、材料不足もあって戻しも限定的となり、19,300円を挟んだせまいレンジでのもち合いが続いたあと戻し切れずに終えた。そうしたなか業種別では、倉庫・運輸、水産・農林、情報・通信、電気・ガスなど11業種が値上り。一方値下がりは、海運、輸送用機器、非鉄金属、空運、ゴム、銀行、精密機器など21業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、エムスリー、日経ダブルインバース、ソフトバンクGなどが高かった反面、みずほFG、SMC、日経レバレッジETF、三井住友FGなどが安かった。日経平均株価の終値は19,290円20銭、-259円89銭、TOPIXの終値は1,422.24ポイント、-11.83ポイント。売買高は概算で12億98百万株、売買代金2兆2,102億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)