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マーケット情報

2020-04-15

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15日、上値の重たい値動きとなり日経平均は反落、TOPIXはほぼ変わらずで終了

15日、海外市場でNYダウなど米主要株価指数が2~4%の上昇率で終えていたものの、東京市場は前日の大幅高で織り込み済みとなり、利益確定売りが先行した。ナイトセッションで225先物が下落して終えていたことも売り先行の要因となった。日経平均は225先物にサヤ寄せするかたちで反落して始まり、取引開始後にドルが売られて107円を割り込むと、19,465円をつけるなど一時172円安となる場面があった。ただ、大きく下落したのはこの時だけで、すぐに持ち直すと前日の終値を上限としたレンジ内での値動きとなった。一方午後に入ってからは、前日の終値近辺で推移していたが、株価が上値を追うことができずに横ばいになると14時過ぎから売り物が膨らみ下げ幅を広げて終えた。そうしたなか業種別では、空運、陸運、食料品、その他製品、精密機器など12業種が値上り、一方値下がりは、鉱業、海運、証券、商品、紙・パルプ、鉄鋼、銀行など21業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、神戸物産、リクルートHD、日本電産、中外製薬などが高かった反面、三井不動産、みずほFG、三菱UFJFG、ファナックなどが安かった。日経平均株価の終値は19,550円09銭、-88円72銭、TOPIXの終値は1,434.50ポイント、+20.50ポイント。売買高は概算で14億89百万株、売買代金2兆5,279億円。
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