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2020-04-14

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14日、米大統領発言を受け先物主導で上げ幅を拡大し、19,600円台回復して終了

14日、NYダウは下落して終えていたものの前日の大幅安の反動や、ナスダックやS&P500が上昇して終えていたことから東京市場は買い先行で取引が始まった。為替など外部環境に大きな変化はなかったことから日経平均は小幅高で始まったあと小動きで推移していたが、一部報道で、「トランプ大統領が国の活動を再開する計画の策定完了に近づいていると発言した」と報じられたことが買い安心感につながり上げ幅を広げる展開となった。また午後に入ってからは、上海総合など他のアジア市場が上昇していたことも買いが継続する要因となり、19,705円をつけ一時662円高となる場面があるなど大幅高となった。取引終了間際に利益確定売りに押されたものの、今日の高値圏で終えた。そうしたなか業種別では、小売、海運、サービス、輸送用機器、非鉄金属、鉄鋼など31業種が高かった反面、空運、建設の2業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、アンジェス(マザーズ)が+19.79%と上昇が目立ち、リクルートHD、アドバンテスト、日経レバレッジETFなどが高かった反面、日経ダブルインバース、日経平均ベア2倍、NTT、NTTドコモの4銘柄のみが安かった。日経平均株価の終値は19,638円81銭、+595円41銭、TOPIXの終値は1,433.51ポイント、+27.60ポイント。売買高は概算で13億06百万株、売買代金2兆2,679億円。
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