マーケットコメント


マーケット情報

2020-04-13

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13日、225先物にサヤ寄せして始まり、取引終了にかけて下げ幅を拡大して終了

13日、前週末のNYなど欧米市場が休場だったことから手掛かり材料に乏しく、薄商いのなか売り先行で始まった。先週末の会員向けコメントで指摘したように、10日の日中取引の終値で225先物が現物指数よりも190円安となっていたが、休み明けの東京市場は225先物にサヤ寄せする格好となり売り先行で始まった。日経平均は186円安で始まると一旦下げ幅を広げたが、日銀によるETF買いへの期待もあって、下げ幅を縮めて午前の取引を終えた。一方午後に入ると、為替市場でドル円が売られ108円を割り込み107円80銭台をつけたことや、日銀によるETF買いが入らなかったことも225先物の売りにつながり、薄商いのなか取引終了にかけて下げ幅を広げて終えた。そうしたなか業種別では、鉱業、水産・農林の2業種が値上りした反面、海運、証券、商品、鉄鋼、非鉄金属、ガラス・土石、金属製品など31業種が値下がりとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、SHIFTが14.69%と上昇が目立ったほか、メドレー(マザーズ)、日経ダブルインバース、日経平均ベア2倍などが高かった反面、リクルートHDが-7.99%と下落が目立ち、日経ブル2倍、日経レバレッジETF、ファーストリテイリングなどが安かった。日経平均株価の終値は19,043円40銭、-455円10銭、TOPIXの終値は1,405.91ポイント、-24.13ポイント。売買高は概算で10億56百万株、売買代金1兆6,513億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)