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2020-03-30

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30日、一時大幅安となるも、日銀のETF買いが入り下げ幅を縮めて終了

30日、NYダウなど米主要株価指数の大幅反落や、為替市場で107円台半ばをつけるなど、円高に振れたことが売り材料となった。売り気配で始まる銘柄が多かったこともあって、日経平均は19,000円を割り込んで始まったあと、下げ幅を広げ18,578円をつけるなど一時811円安となる場面があったが、売り一巡後は下げ渋り下げ幅を縮めた。また、午後に入って再び下げ幅を広げる場面があったが、日銀によるETF買いへの期待から下げ止まると、そのまま下げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、電気・ガス、食料品、医薬品、ゴム、小売、繊維の6業種が高かった反面、空運が-7.05%と下落が目立ったほか、銀行、保険、石油・石炭、機械、倉庫・運輸など27業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、中外製薬、富士フイルムの上昇が目立ち、日本たばこ産業、任天堂、キーエンスなどが高かった反面、三井住友FG、ソフトバンク、三菱UFJFG、ダイキンなどが安かった。日経平均株価の終値は19,084円97銭、-304円46銭、TOPIXの終値は1,404.59ポイント、-10.50ポイント。売買高は概算で19億24百万株、売買代金3兆1,480億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)