マーケットコメント


マーケット情報

2020-03-13

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13日、日経平均は一時16,000円台後半まで下落し1,128円安で終了☆

13日、NY市場でダウが過去最大の下げ幅となったことが嫌気され、大幅安で取引が始まった。今日がSQ値の算出日とあって売り気配で始まる銘柄が多く、日経平均は気配値が出たあとから下げ幅を拡大する展開となった。さらに時間の経過とともに225先物主導で下げ幅を広げると日経平均は16,690円をつけるなど一時1,869円安となる場面があった。一方午後に入ると、週末となることや、NYダウの先物が買い戻されて大幅なマイナスからプラスに転じていたことなどが買い戻しにつながり、18,200円近くまで下げ幅を縮めたが戻しきれず、取引終了にかけての売り物に押され1,128円安で取引を終え、売買代金は約4.9兆円まで膨らんだ。そうしたなか業種別では、33業種すべてが値下がり。下落率が大きかったのが、鉱業、不動産、空運、水産・農林、海運、ガラス・土石などとなっているが、鉱業と不動産は10%超の下落率となった。一方下落率が小さかったのが、紙・パルプ、ゴム、情報・通信、鉄鋼、電気機器、サービスなどとなっている。ただ最も下落率が小さい紙・パルプでも3.2%の下落率となっており、売り圧力の強さが際立つ一日となった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日経レバレッジETFがトップで-11.93%となったほか、KDDI、信越化学、東京エレクトロン、資生堂なども安かった反面、値上がりは、日経ダブルインバース、キーエンス、アステラス製薬、オリエンタルランドの4銘柄のみとなっている。日経平均株価の終値は17,431円05銭、-1,128円58銭、TOPIXの終値は1,261.70ポイント、-66.18ポイント。売買高は概算で34億59百万株、売買代金4兆8,923億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)