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マーケット情報

2020-03-06

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6日、大幅反落、NYダウの大幅反落と円高が重石となり9月4日以来の安値

6日、新型肺炎の感染拡大や経済への悪影響が懸念されるなか、NYダウが969ドル安となったことに加え、リスク回避の債券買いで米長期金利が低下し、ドルが売られて円高に振れたことが東京市場の売り材料となった。日経平均は21,000円ギリギリの水準で始まり、そのまま下げ幅を広げた。また、午後に入ってからも下げが止まらず午前の安値を下回って、20,613円をつけるなど一時716円安となる場面があったが、週末となることから取引終了間際に買い戻しが入り下げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、33業種全てが値下がり。なかでも下落率が大きかったのが、鉄鋼、証券、商品、非鉄金属、海運、金属製品、銀行などとなっている反面、下落率が小さかったのは、小売、精密機器、電気・ガス、化学、食料品、その他製品などとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソフトバンクG、日経レバレッジETF、ホンダ、三井住友FG、三菱UFJFG、キヤノンなどが安かった反面、値上がりは、セブン&アイHD、日経ダブルインバースの2銘柄のみとなっている。日経平均株価の終値は20,749円75銭、-579円37銭、TOPIXの終値は1,471.46ポイント、-44.25ポイント。売買高は概算で17億49百万株、売買代金2兆8,335億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)