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マーケット情報

2020-03-05

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5日、NYダウの1,000ドル高を受け日経平均は続伸、TOPIXは反発して終了

5日、昨日発表された米経済指標が予想を上回る結果となったことや、大統領選挙の予備選でバイデン候補が他の民主党の候補者たちに対して勝利したことなどが好感され、NYダウが1,000ドルを超える大幅高となったことから、東京市場にも買い安心感が広がり、続伸して取引が始まった。日経平均は21,399円をつけ、299円高で始まったが、国内の材料不足で上値が重たくなると、徐々に上げ幅を縮める展開となった。午後に入っても冴えない値動きとなっていたものの、他のアジア市場で香港ハンセン指数や上海総合指数などが2%近い上昇率となっていたことが下支えとなり、持ち直して終える結果となった。そうしたなか業種別では、電気・ガス、医薬品、その他製品、化学、サービス、精密機器など24業種が値上りした反面、鉱業、鉄鋼、建設、非鉄金属など9業種が値下がりとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日立、武田薬品、リクルートHD、日本電産などが高かった反面、富士通、日経ダブルインバース、三井住友FGなどが安かった。日経平均株価の終値は21,329円12銭、+229円06銭、TOPIXの終値は1,515.71ポイント、+13.21ポイント。売買高は概算で13億83百万株、売買代金2兆5,255億円。
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