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マーケット情報

2020-02-21

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21日、3日ぶりの反落。3連休入り前となるなか方向感のない値動きで終了

21日、NYダウなど米主要3指数が反落して終えていたものの、米経済指標が予想を上回り、NY為替市場でドルが買われ112円台で終えたことなどから、東京市場は強弱が対立する値動きとなった。日経平均は取引開始時に小幅安で始まったあと、直ぐに切り返してプラスに転じ、23,588円をつけるなど一時109円高となる場面があった。ただ買いが一巡したところで、ドル円が112円を挟んだ値動きとなったことや、他のアジア市場もまちまちで推移していたこともあり、狭いレンジで方向感のない値動きとなった。また午後に入ってからは小幅安で推移していたものの、3連休入り前とあって取引終了にかけて売り物に押され、今日のほぼ安値で終えた。そうしたなか業種別では、保険、情報・通信、石油・石炭、金属製品、輸送用機器など9業種が値上り。一方値下がりは、紙・パルプ、水産・農林、サービス、精密機器など24業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソフトバンクGがトップで+2.4%となったほか、ブイキューブが+15.02%と上昇が目立ち、SUMCO、楽天なども高かった反面、値下がりは、オリエンタルランド、リクルートHD、ファーストリテイリング、東京エレクトロンなどとなっている。日経平均株価の終値は23,386円74銭、+92円41銭、TOPIXの終値は1,674.00ポイント、-0.48ポイント。売買高は概算で11億55百万株、売買代金2兆0968億円。
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