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2020-02-14

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14日、NY市場の下落やドル安が重石となり下落するも下げ渋って終了

14日、新型肺炎の感染拡大への懸念がくすぶるなか、NY市場で主要3指数がそろって下落して終えていたことから支えがなくなり、東京市場は売り先行で始まった。日経平均は100円以上値下がりして始まったあと、さらに下げ幅を広げ23,603円をつけるなど一時224円安となる場面があった。一方売りが一巡すると下げ渋る展開となったほか、香港ハンセン指数や上海総合指数がプラス圏で推移していたことも買い戻しを誘い、下げ幅を縮めて終えた。またオプションSQ値(23,744円71銭)を下回って終えた。そうしたなか業種別では、ゴム、電気・ガス、情報・通信、金属製品、ガラス・土石、化学の6業種が値上り。一方値下がりは、鉄鋼、陸運、紙・パルプ、建設、空運、サービス、非鉄金属、医薬品など27業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日産自動車が-9.64%と下落が目立ち、ダイキン工業、村田製作所、ファーストリテイリングなどが安かった反面、ネットワンシステムズが+15.63%と上昇が目立ち、ネクソン、SUMCO、楽天、東芝(東証2部)などが高かった。日経平均株価の終値は23,687円59銭、-140円14銭、TOPIXの終値は1,702.87ポイント、-10.21ポイント。売買高は概算で13億51百万株、売買代金2兆4,068億円。
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