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マーケット情報

2020-02-06

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6日、良好な米経済指標の結果や新型肺炎への警戒がやや後退したことが好感される

6日、ADP雇用報告やISM非製造業景況感指数など米経済指標の結果が予想を上回る結果となり、米国経済への強気の見方が広がり、ナスダック総合指数やS&P500が過去最高値を更新したことに加え、NYダウも29,000ドル台を回復したことなどが好感され、東京市場も大幅高で取引が始まった。日経平均は23,600円台で始まったあと、じわじわと上げ幅を広げる展開となるなか、午後に入って中国政府が一部の米国産品の課税を半分にすると発表したことから商いを伴って水準を切り上げ、23,995円をつけるなど一時675円高となる場面があった。取引終了にかけて売り物に押されたものの554円高で終えた。そうしたなか業種別では、33業種全てが値上り。上昇率が高かったのは、保険、石油・石炭、精密機器、輸送用機器、医薬品、機械、倉庫・運輸、鉱業など。一方値上がり率が低かったのは、不動産、水産・農林、食料品、その他製品、電気・ガス、陸運、情報・通信などとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、パシフィックHDの上昇が目立ち、ZHD、日経レバレッジETF、東芝(東証2部)などが高く、日経ダブルインバース、東京エレクトロンのみが安かった。日経平均株価の終値は23,873円59銭、+554円03銭、TOPIXの終値は1,736.98ポイント、+35.15ポイント。売買高は概算で16億54百万株、売買代金3兆0510億円。
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