マーケットコメント


マーケット情報

2020-02-04

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4日、続落で始まるも、外部環境の落ち着きを受け反発して終了

4日、米1月ISM製造業景況感指数が予想を上回る結果となったものの、NYダウなど主要株価指数が伸び悩んで終えたことから、東京市場も前日の下落の流れが続き売り先行で始まった。日経平均は取引開始後22,854円をつけるなど一時117円安となる場面があった。その後は安値圏でもみ合いが続いていたが、香港ハンセン指数がプラスで始まったことに加え、上海総合指数もプラス圏で推移したことも手伝って、徐々に買いが優勢となり両指数ともにプラスに浮上して午前の取引を終えた。また午後に入ると、ドル円が109円に接近したことも買い安心感につながり、23,118円をつけたあとそのまま高値圏で終えた。そうしたなか業種別では、紙・パルプ、その他金融、空運、陸運、サービスなど29業種が値上り。一方値下がりは、水産・農林、精密機器、証券、商品、海運の4業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、パナソニックが+10.04%と上昇が目立ち、オリックス、富士通、村田製作所などが高かった。一方値下がりは、HOYA、NTTドコモ、レーザーテック、ファナックなどとなっている。日経平均株価の終値は23,084円59銭、+112円65銭、TOPIXの終値は1,684.24ポイント、+11.58ポイント。売買高は概算で12億76百万株、売買代金2兆3,504億円。
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