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マーケット情報

2020-02-03

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3日、大幅反落で日経平均は23,000円を割り込むも下げ渋って終了

3日、NYダウが603ドル安となったほか、他の主要指数も新型コロナウイルスの拡大を嫌気して大幅安となるなか、東京市場も大幅安で取引が始まった。日経平均は22,874円と前週末比330円安で始まると、22,775円をつけるなど一時429円安となる場面があった。その後は22,800円台から900円のあいだのもみ合いが続いたが、中国人民銀行が1兆2,000億元の資金供給を行ったことから、香港ハンセン指数はマイナスからプラスに転じて推移したことに加え、上海総合指数も下げ渋って推移したこともあって日経平均は一時23,000円台を回復し、23,023円をつける場面があった。ただ取引終了にかけて売り物におされ2営業日ぶりに23,000円を割り込んで終えた。そうしたなか業種別では、電気・ガスのみが値上り。一方値下がりは、海運、証券、商品、非鉄金属、その他金融、空運、鉄鋼、繊維など32業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ZOZOが-13.22%と下落が目立ったほか、アステラス製薬、資生堂などが安かった。一方値上がりは、富士通、中外製薬、日立ハイテクノロジーズ、日経ダブルインバースなどとなっている。日経平均株価の終値は22,971円94銭、-233円24銭、TOPIXの終値は1,62.66ポイント、-11.78ポイント。売買高は概算で13億57百万株、売買代金2兆5,654億円。
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