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マーケット情報

2020-01-31

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31日、反発。日経平均は一時400円超の上げ幅となるも伸び悩んで取引終了

31日、NYダウなど主要3指数が上昇して終えていたことや、WHOが新型肺炎について緊急事態を宣言したことから拡大への懸念後退につながると、225先物に買い戻しが入り買い先行で始まった。またしばらくもみ合いが続いたが、取引開始時の高値を上回ると、買いが加速し日経平均は23,421円をつけるなど一時443円高となる場面があった。一方、買いが一巡すると伸び悩み、取引開始時の水準まで上げ幅を縮めた。その後は狭いレンジでのもみあいとなるなか23,200円台で取引を終えた。そうしたなか業種別では、鉄鋼、不動産、医薬品、水産・農林など26業種が値上り。一方値下がりは、海運、その他製品、鉱業など7業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、川本産業(東証2部)、富士通の上昇が目立ち、アンリツ、中外製薬なども高かった反面、SCREENHDの下落が目立ち、任天堂、京セラ、日経ダブルインバースなどが安かった。日経平均株価の終値は23,205円18銭、+227円43銭、TOPIXの終値は1,684.44ポイント、+9.67ポイント。売買高は概算で13億76百万株、売買代金2兆6,149億円。
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