マーケットコメント


マーケット情報

2020-01-30

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30日、大幅反落。日経平均は11月1日以来、3ヵ月ぶりの23,000円割れで終了

30日、新型肺炎の感染拡大への懸念が広がるなか、東京市場は売り先行で始まりまった。日経平均は94円安で始まり、上値の重たさからじわじわと下げ幅を広げる展開となり、10時過ぎには、取引が始まった香港市場でハンセン指数が下げ幅を広げたことも手伝って、東京市場にも警戒が広がり、さらに下げ幅を広げる展開となった。午後に入ってからも売り圧力が収まらず23,000円台を割り込むと、22,892円をつけるなど一時486円安となる場面があった。また決算発表に対する反応も悪く、安値圏でのもみ合いとなるなか23,000円を割り込んだまま取引を終える結果となった。そうしたなか業種別では、証券、商品のみが値上り。一方値下がりは、電気機器、ガラス・土石、機械、海運、紙・パルプ、水産・農林、鉄鋼など32業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、リプロセル(ジャスダック)が-13.48%と下落が目立ち、アドバンテスト、レーザーテック、キヤノンなどが安かった反面、サイバーエージェントが+15.83%と上昇が目立ち、日経ダブルインバース、ファナックのみが値上りとなっている。日経平均株価の終値は22,977円75銭、-401円65銭、TOPIXの終値は1,674.77ポイント、-25.18ポイント。売買高は概算で13億67百万株、売買代金2兆5,135億円。
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