マーケットコメント


マーケット情報

2020-01-29

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29日、反発。日経平均は前日の下げ幅分を取り返すも商いは2兆円割れ

29日、NYダウなど海外市場で株価が反発して終えていたことや、為替市場でもドルが買い戻されて109円台を付けたことなどが支援材料となった。日経平均は小幅高で始まったあと、買いが続かず売り物に押され、上げ幅を縮めるとマイナスに沈む場面があった。ただ、日本時間の10時スタートした香港ハンセン指数が大幅安で始まったものの下げ渋ったことから、東京市場でも売り込む動きは見られず、プラスに浮上して午前の取引を終えた。また、午後に入ると、業績発表への期待が下支えとなりそのまま今日の高値圏で終えた。そうしたなか業種別では33業種全てが値上り。海運、鉱業、証券、商品、ゴム、化学などの上昇率が高く、ガラス・土石、その他金融、倉庫・運輸、精密機器、金属製品、食料品などが低かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ネットワンシステムズが+5.49%と上昇が目立ち、エムスリー、ソフトバンクG、東京エレクトロン、安川電機などが高かった。一方値下がりでは、アンリツが-4.42%と下落が目立ち、三菱地所、アドバンテスト、積水ハウスなどとなっている。日経平均株価の終値は23,379円40銭、+163円69銭、TOPIXの終値は1,699.95ポイント、+7.67ポイント。売買高は概算で10億32百万株、売買代金1兆9,685億円。
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