マーケットコメント


マーケット情報

2020-01-28

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

28日、続落となるも下げ渋って終えたほか、商いもわずかに増加

28日、新型肺炎の感染拡大による経済への警戒が米国市場にも広がり、NYダウが453ドル安で終えたことや、ナスダック総合指数やS&P500も軒並み1.5%を超す下落率となっていたことが嫌気され、東京市場も続落で取引が始まった。日経平均は安値圏でのもみ合いとなるなか、23,115円をつけるなど一時228円安となる場面があった。ただ、前日の大幅安もあってさらに売り込む動きは見られず、安値圏で方向感のない値動きが続いた。また、午後に入ると取引終了にかけて買い戻しが入り、わずかに下げ幅を縮めると同時に23,200円台を維持して終えた。そうしたなか業種別では、その他金融、空運の2業種が値上り。一方値下がりは、鉄鋼、鉱業、石油・石炭、機械、海運、精密機器など31業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、資生堂、アドバンテスト、日経ダブルインバース、任天堂などが高かった反面、SUMCO、キーエンス、日本電産、HOYA、ホンダなどが安かった。日経平均株価の終値は23,215円71銭、-127円80銭、TOPIXの終値は1,692.28ポイント、-10.29ポイント。売買高は概算で11億71百万株、売買代金2兆1,940億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)