マーケットコメント


マーケット情報

2020-01-17

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

17日、米主要3指数の最高値更新や円安が追い風、日経平均は続伸、TOPIXは反発

17日、米経済指標の結果が予想を上回ったことや、金融機関の業績が予想を上回ったことなどが好感され、NYダウなど主要3指数がそろって過去最高値を更新したことが買い材料となった。日経平均は買い先行で始まり、24,100円台に乗せて始まり、24,115円をつけるなど一時182円高となる場面があった。ただ買いの勢いがあったのは取引開始時だけで、その後は徐々に上値が重たくなった。一方上げ幅を縮める場面では、ドル円が110円台前半で推移していたことから押し目買いに押し上げられる展開になったほか、中国の経済指標が予想を上回ったことも好感され、24,000円台を維持して終えた。そうしたなか業種別では、鉄鋼、海運、輸送用機器、金属製品、ゴム、証券、商品など27業種が値上り。一方値下がりは、電気・ガス、水産・農林、小売、食料品など6業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、SUBARU、スズキ、パナソニック、ファナックなどが高かった反面、太陽誘電、ZHD、第一三共、日経ダブルインバースなどとなっている。日経平均株価の終値は24,041円26銭、+108円13銭、TOPIXの終値は1,735.44ポイント、+6.72ポイント。売買高は概算で10億79百万株、売買代金2兆0013億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)