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マーケット情報

2019-12-27

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27日、まちまち。米中貿易協議署名期待も薄商いのなか売り圧力に押されて終了

27日、米中貿易協議の調印が近いとの楽観的な見方が広がったことで、NYダウなど米主要3指数がそろって過去最高値を更新していたことを好感し、東京市場も買い先行で始まった。日経平均は小幅高で始まったあと、23,967円をつけるなど一時42円高となり、24,000円に迫る場面があったが、買いが続かず直ぐにマイナスに沈んだ。また、クリスマス休暇から海外投資家が戻ってくることが期待されたものの商いは盛り上がらず、狭いレンジで方向感のない値動きとなるなか、取引終了にかけて配当落ち銘柄などの売りが膨らみ、日経平均は下げ幅を広げて今日の安値で終えた。一方、TOPIXも上値が重たくなり、売りものに押される場面があったが、プラスを維持して終えている。そうしたなか業種別では、海運、銀行、電気・ガス、証券、商品、その他金融など24業種が値上り。一方値下がりは、ゴム、鉱業、食料品、ガラス・土石など9業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、JTOWER(マザーズ)、ワークマン(ジャスダック)、レーザーテック、ZHDなどが高かった反面、AIINSIDE(マザーズ)が-11.88%と下落が目立ち、すかいらーくG、日本たばこ産業、キヤノン、ファーストリテイリングなどが安かった。日経平均株価の終値は23,837円72銭、-87円20銭、TOPIXの終値は1,733.18ポイント、+1.98ポイント。売買高は概算で8億25百万株、売買代金1兆4,332億円。 
(インベストラスト会員向けコメントあり)