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2019-12-12

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12日、まちまち。イベントを控え方向感の無い値動きで終了

12日、現状維持となったFOMC後の会見で、パウエルFRB議長が米国景気の先行きに楽観的な見方を示したことを受け、NYダウなど主要株価指数が上昇して終えていたことが好感され、東京市場も反発して取引が始まった。日経平均は23,400円台に乗せて始まったあと、午前中は一時マイナスに沈む場面があったが、午後にはもち直し、23,468円をつけ76円高となった。ただ、明日の週末に経済指標の発表やイベントが集中することから徐々に上値が重たくなり、方向感のないまま売りものに押されて終える結果となった。そうしたなか業種別では、金属製品、機械、紙・パルプ、電気機器、不動産など9業種が値上り。一方値下がりは、水産・農林、その他製品、鉱業、証券、商品、ゴム、精密機器など24業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂が連日のトップで-1.9%となったほか、HOYA、みずほFG、日本電産などが安かった反面、マクアケ(マザーズ)が+16.78%と上昇が目立ったほか、ソレイジア・ファーマ(同)、東京エレクトロン、ディスコ、SUMCOなどが高かった。日経平均株価の終値は23,424円81銭、+32円95銭、TOPIXの終値は1,712.83ポイント、-2.12ポイント。売買高は概算で11億44百万株、売買代金1兆9,935億円。 
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