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2019-11-22

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22日、米中貿易協議の不透明感が重石となるも4日ぶりの反発

22日、米主要株価指数は続落で終えていたものの、前日まで3日続落だったことから売り込む動きは見られず、小幅安で始まったあと直ぐに切り返してプラスに転じた。また、ドル円が強含み108円50銭台から70銭台まで上昇したことが225先物買いにつながり、日経平均は23,219円をつけるなど一時180円高となる場面がった。ただ、米中貿易協議に対する不透明感が燻っていることや週末ということもあって、午後には徐々に上値が重たくなり、高値から100円超上げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、証券、商品、紙・パルプ、ガラス・土石、鉱業、その他金融など22業種が値上り。一方値下がりは、その他製品、電気・ガス、空運、不動産、海運、食料品など11業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、木村化工機、トゥエンティフォーセブン(マザーズ)がそれぞれ+10%超と上昇が目立ち、ZHD、村田製作所、アドバンテストなどが高かった反面、任天堂、資生堂、日経ダブルインバースなどが安かった。日経平均株価の終値は23,112円88銭、+74円30銭、TOPIXの終値は1691.34ポイント、+1.96ポイント。売買高は概算で11億17百万株、売買代金1兆9,031億円。 
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