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マーケット情報

2019-11-01

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1日、日経平均、TOPIXともに反落。大幅安から下げ渋って取引終了

1日、一部報道で米中貿易協議の進展に対する懸念が伝えられたことから、米主要株価指数が反落して終えていたことや、為替市場でドル円が108円前後まで大きく下落したことなどが嫌気され、東京市場は売り先行で始まった。また日経平均は、取引開始直後に22,705円をつけるなど一時221円安となる場面があったが、取引開始直後がほぼ安値になると、直ぐに切り返す展開となった。また、ドル円が下げ渋ったことや、中国の経済指標が予想を上回り、上海総合など他のアジア市場がプラスで推移するなど強含んでいたことが買い戻しを誘い、マイナスではあるものの下げ渋ると同時に今日の高値圏で取引を終えた。そうしたなか業種別では、その他製品、電気機器、陸運、その他金融、証券、商品など11業種が値上り。一方値下がりは、鉱業、非鉄金属、精密機器、卸売、紙・パルプなど22業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、キーエンス、任天堂、パナソニックの上昇が目立ったほか、アドバンテスト、村田製作所なども高かった。一方値下がりは、三桜工業が-20.51%と下落が目立ち、住友商事、エーザイ、デンソーなどとなっている。日経平均株価の終値は22,850円77銭、-76円27銭、TOPIXの終値は1666.50ポイント、-0.51ポイント。売買高は概算で12億56百万株、売買代金2兆3,870億円。
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