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2019-10-29

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29日、日経平均は7日続伸、TOPIXは反発。売買代金は2兆円台を回復

29日、米中貿易協議の進展とFRBの利下げに対する期待が継続し、NYダウなど米主要株価指数が上昇して終えたことに加え、S&P500が過去最高値を更新したことが好感され、東京市場は買い先行で始まった。日経平均は22,900円台に乗せて始まると、そのまま水準を切り上げ、取引中では約1年ぶりとなる23,000円台を付ける場面があった。ただ、買いが続かず、23,000円台を維持することができずに売り物に押される展開となった。また、午後に入ってからは上値が重たく、膠着感の強い状態が続き、終値で23,000円台を回復することはできなかったものの、両指数ともに年初来高値を更新した。そうしたなか業種別では、その他金融、非鉄金属、精密機器、鉄鋼、保険など28業種が値上り。一方値下がりは、空運、電気・ガス、陸運、小売など5業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日東電工、HOYA、オリックスなどが高かった反面、エムスリー、エーザイ、アドバンテストなどが安かった。日経平均株価の終値は22,974円13銭、+106円86銭、TOPIXの終値は1662.68ポイント、+14.25ポイント。売買高は概算で13億24百万株、売買代金2兆3,278億円。
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