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2019-10-24

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24日、日経平均、TOPIXともに連日の年初来高値更新となるも、商いは2兆円割れ

24日、今日の東京市場は小幅な値動きだったものの、連日の高値更新となった。NYダウの上昇やドル円が108円60銭台で推移するなど、外部環境が落ち着いていたことに加え、国内の業績発表への期待もあって東京市場は買い先行で始まった。日経平均は22,700円台に乗せて取引が始まり、取引開始直後につけた22,704円が安値になると、その後は狭いレンジでのもみ合いとなった。一方、午後に入って22,780円をつけるなど一時155円高となる場面があったが、他のアジア市場で香港ハンセン指数や上海総合指数がまちまちで推移していたこともあって積極的に上値を買う動きは見られず、日中の値幅は76円と小幅になった反面、株価水準は維持され、4日連続で年初来高値を更新して終える結果となった。そうしたなか業種別では、鉱業、紙・パルプ、ゴム、石油・石炭、医薬品、非鉄金属など22業種が値上り。一方値下がりは、繊維、その他金融、小売、不動産、水産・農林など11業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、レオパレス21が+7.80%と上昇が目立ち、アステラス製薬、東京エレクトロン、小松製作所などが高かった反面、東レ、ソフトバンクG、キーエンス、日経ダブルインバースなどが安かった。日経平均株価の終値は22,750円60銭、+125円22銭、TOPIXの終値は1643.74ポイント、+5.60ポイント。売買高は概算で11億95百万株、売買代金1兆9,309億円。
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