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2019-10-02

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2日、米経済指標の悪化が嫌気され、反落して始まるも下げ渋って終了

2日、9月のISM製造業景況感指数が、2ヵ月連続で景況感の判断の分かれ目となる50を割り込んだことが嫌気され、NYダウなど米主要株価指数が揃って1%超の大幅安となり、東京市場も売り先行で始まった。日経平均株価は21,700円台で始まったあと、21,725円まで下げ幅を広げるなど一時160円安となる場面があった。また今週は米経済指標の発表が相次ぐことから買い上がるエネルギーが乏しく、午前中は売り圧力に押される形で安値圏でのもみ合いが続いた。一方午後に入ってからは日銀によるETF買いへの期待もあって買い戻しが入ると、21,795円まで下げ幅を縮める場面があったが戻しきれずに終えた。そうしたなか業種別では、電気・ガス、陸運、建設、情報・通信など12業種が値上り。一方値下がりは、機械、輸送用機器、鉱業、精密機器、電気機器、ガラス・土石など21業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、オルトプラス、神戸物産の上昇が目立ち、コロプラ、KDDIなどが高かった反面、楽天、安川電機、キーエンス、ソフトバンクGなどが安かった。日経平均株価の終値は21,778円61銭、-106円63銭、TOPIXの終値は1596.29ポイント、-6.71ポイント。売買高は概算で11億71百万株、売買代金2兆0872億円。
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