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2019-09-24

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24日、小幅に3日続伸。米中貿易協議再開期待が支えとなり小幅高で終了

24日、NYダウなど主要株価指数がまちまちで終えていたものの、取引開始前にムニューシン米財務長官がインタビューで、10月前半に予定していた閣僚級の米中貿易協議に関し、再来週に開かれる見通しだと説明したことが伝わり、3連休明けの東京市場は225先物が買い戻され、前週末比ほぼ変わらずで取引が始まった。また、日経平均は上げ幅を広げ22,168円をつけるなど一時89円高となる場面があった。ただその後は買いが続かず徐々に上値が重たくなると、午後に入ってからは狭いレンジでの値動きが続くなか、配当や優待を狙った個別株の商いは増加し、売買代金は9営業日連続で2兆円を上回り、両指数ともに小幅高で終えた。そうしたなか業種別では、保険、小売、金属製品、陸運、空運、繊維など23業種が値上り。一方値下がりは鉱業、海運、証券、商品、卸売などとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、スズキ、スクウェア・エニックス、SUMCO、オリエンタルランドなどが高かった反面、伊藤忠、キヤノン、ソフトバンクG、ホンダなどが安かった。日経平均株価の終値は22,098円84銭、+19円75銭、TOPIXの終値は1622.94ポイント、+6.71ポイント。売買高は概算で12億08百万株、売買代金2兆2,782億円。
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