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マーケット情報

2019-09-11

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11日、日経平均は7日続伸となり21,500円台を回復、TOPIXは5日続伸で終了

11日、米国株はまちまちで終えていたが、米長期金利の上昇でドルが上昇して107円台半ばまでドル高に振れていたことが支援材料となった。日経平均、TOPIXともに上昇して始まり、ドル円の上昇が続いたこともあってじわじわと上げ幅を広げる展開となった。また日経平均は21,500円台を回復して午前の取引を終えると、昼休み中にさらにドルが上昇して107円80銭台まで上昇したことが市場全体の買い安心感につながり、日経平均は21,619円をつけるなど一時227円高となる場面があった。取引終了にかけて売り物に押される場面があったが今日の高値圏で終えた。またTOPIXは時価総額が大きな銀行などが買われたことから1.65%の上昇率となり、日経平均の0.96%を大幅に上回ると同時に売買代金も2兆7千億円台まで膨らんだ。そうしたなか業種別では、鉱業、証券、商品、銀行、石油・石炭、非鉄金属、電気・ガス、海運など31業種が値上り。一方値下がりは、不動産、その他製品の2業種のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、りそなホールディングス、第一生命HDが6%超の上昇率となり目立ったほか、三菱UFJG、ホンダ、武田薬品などが高かった。一方値下がりは、日経ダブルインバース、任天堂、ファーストリテイリング、ソフトバンクGなどとなっている。日経平均株価の終値は21,597円76銭、+205円66銭、TOPIXの終値は1583.66ポイント、+25.67ポイント。売買高は概算で16億17百万株、売買代金2兆7,371億円。
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