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マーケット情報

2019-08-27

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27日、米中貿易交渉再開への期待で始まるも伸び悩んで終了

27日、中国から貿易交渉再開に向けた申し入れがあったとし、交渉を再開する方針だとトランプ大統領が表明したことが買い材料となり、NYダウなど米主要株価指数が反発して終えていたことが好感され、東京市場も買い先行で始まった。日経平均は200円超値上がりして始まり高値圏でのもみ合いが続くなか、20,529円をつけるなど一時268円高となる場面があった。一方午後に入ると朝方から続いたドルの下落が止まらず105円60銭をつけたこともあって上値が重たくなり、結局伸び悩んで終えた。そうしたなか業種別では、ゴム、その他製品、情報・通信、小売、輸送用機器、紙・パルプ、機械、証券、商品など31業種が値上り。一方値下がりは、保険、水産・農林の2業種のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、SUBARUの上昇が目立ち、スズキ、ソフトバンクG、ファーストリテイリング、日経レバレッジETFなどが高かった反面、enish、Klabの下落が目立ち、日経ダブルインバース、リクルートHDも安かった。日経平均株価の終値は20,456円08銭、+195円04銭、TOPIXの終値は1489.69ポイント、+11.66ポイント。売買高は概算で10億42百万株、売買代金1兆7,695億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)