itrust アイトラストテクニカル分析講座2010

26日、前週末のNYダウやドルの大幅下落を受け、東京市場も窓をあけて大幅安で始まった。日経平均は8月15日の始値（20,324円）近辺となる20,325円で値が付くと、下げ幅を広げる展開となり、一時20,173円をつける場面があった。一方TOPIXが昨年12月の安値から今年4月17日の高値までの値幅の76.4%押しの水準に接近したところで下げ止まると切り返す展開になった。日経平均はTOPXIが下げ止まって切り返す値動きになると、安値圏でのもみ合いとなったが、午後に入ってTOPIXが取引開始時の価格を上回ったことから連動して下げ幅を縮めて終えた。日経平均は下ヒゲ陽線を形成して終えている反面、TOPIXは下ヒゲ陽線を形成して終えている。今日の大幅安で日経平均はこれまでサポートとなっていた2月8日の終値水準（20,333円）を割り込んでいるものの、TOPIXは76.4%押しの水準で下げ止まっており、明日以降、TOPIXが支えになるのか、日経平均の下落が加速してTOPIXも76.4%押しの水準を割り込むのかが注目される。
（インベストラスト会員向けコメントあり）